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原子力損害賠償紛争審査会で議論に前進あり

 

一昨日(10月20日)は、文部科学省前での行動にご参加・応援をいただきありがとうございました。
報道もされ、福島原発事故のために福島から自主避難された方々の声を広くお伝えすることができました。 また、同日午後4時から開かれた原子力損害賠償紛争審査会での議論に前進がありました。 前回までの審査会では、自主避難者の賠償については、事故直後に不安を感じて避難した方と 避難区域が設定された4月22日以降、避難区域外であったが、だんだん明らかになる線量の高さに不安を感じて避難された方を分けて、後者については避難区域外は安全なのだから、賠償は必要ない、という議論がされていました。


今回は、福島から福島市長、「放射能から子どもたちを守る福島ネットワーク」代表の中手聖一さん、
いわき市の弁護士渡辺淑彦さん、福島から北海道に家族で避難された宍戸隆子さんによる意見陳述が実現しました。 (審査会の模様は、OurPlanetTV http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1254でご覧になれます)

福島市長さん 今回の原子力災害は国に法がなく、自治体には条例がなく、市民には知識がなかった
避難地点に指定されるかされないかでコミュニティに亀裂が生まれている


渡辺弁護士 (東電の損害賠償請求の分厚い書類に対して)老人は封筒さえ開けていない
医療関係者、福祉関係者は避難できない  「放射能から子どもたちを守る福島ネットワーク」代表の中手聖一さん 避難するもの、残るもの、戻るもの...さまざまな判断により地域の絆が引き裂かれてきたこと、その絆を結びなおすためにも、可能な限り幅広い補償を  北海道に避難した宍戸隆子さん 自分のいる主避難者のコミュニティは500人ほどにのぼるが、母子避難がほとんど。
二つ竈(父親世帯と母子世帯)は厳しい お金だけでなく、避難の「権利」がほしい、認められたい


...
そして、能見審査会会長は、自主避難は、賠償すべき対象とし、避難できずに残っている人たちへの賠償も検討するとしたのです。 これまでの文部科学省前での行動や、また、原子力損害賠償紛争審査会の傍聴席が埋まっていることで、 この問題に対する市民の関心の高さを示してきたことや、市民のみなさんやNGOによる審査会や委員の方への要請やお手紙を送る行動などが あったからこその前進です。


議論はまだ続きます。
10月28日には、「政府交渉 渡利の子どもたちを守れ」が開催されます。


と き 10月28日(金)12:30~16:30(事前集会含む)
ところ 参議院議員会館講堂(東京都千代田区)
内 容 署名の提出、事前に提出した質問に基づき質疑および交渉
主 催 福島老朽原発を考える会/国際環境NGO FoE Japan/渡利の子どもたちを守る会(セーブ渡利キッズ)
協 力 国際環境NGO グリーンピース・ジャパン/グリーンアクション/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会


福島市渡利から住民のみなさんがおこしになります。 支援者で講堂を埋め尽くしたいと思います。
ぜひ、多くのみなさんのご参加をお願いします。


声を上げ続けましょう。


*審査会の報告と写真はグリーンピース・ジャパンのインターン高田祥広さんによりました。

 

Source: www.greenpeacejapan.org

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